2011年01月07日

鬼貫句選・独ごと

 昨晩、復本一郎先生と初めてお会いした。失礼ながら、著書の多さと、そこに載る近影から推して、ゴツイ人という印象があった。

 ところが、カラオケの選曲、その美声からして、事前の先入観はいい意味で裏切られた。歌われている時の眼が濁っていない。詩人の眼なのだ。また、そのパワーの源泉も垣間見た思いだ。

 先生は五年の任期を残して、仕事をするため、早々に退休された。にもかかわらず、標題書のみが去年のお仕事で、ご本人も忸怩たる思いがおありらしい。

 しかし、標題書は、同じ古典の文庫を出した身からすると眩しい。対象への愛情の深さ、十分な蓄積の上での校定・解説。自分が校定した文庫の一般的すぎる点が感じられて、よけい疾しい。

 鬼貫は、秋成の俳諧を考える上で欠かせません。旅日記の影響も見逃せません。復本先生、カラオケでなく、今度はそういう話をさせてください。私も秋成だけでなく、近代俳句に関心はありますが。それはまず後回しにして。
posted by 雑食系 at 01:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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