2011年01月24日

中村雄二郎「術語集」

 学生時代、便利に使わせてもらった本である。70年代から80年代、中村雄二郎は受験に出る評論家としてかなり有名だった。

 本書ももはや古くなっている話題もあるが、今でも通じる本質的なものもある。冒頭のアイデンティティの説明などそのいい例だ。

 私は私だけで成り立たない。他者の存在をとおしてしか自己は確認しえない。この基本命題を、心理学を使って説明する点、当時の哲学者としては進んでいたのだろう。

 教師という「自己」は、学生という「他者」なしにありえない。学生のいない教室で授業をやっていたら、その教師は狂っていることになる。だから「自己」には「役割」が必要だ。

 待ち合わせの時間、カップルの会話を覗き見るのは楽しい。学生なのに背伸びした服装でいる娘は、ふるまいまですましている。きっと彼は年上で働いているなと予想するとだいたい当たる。

 さて、遅れてきた彼にどうふるまえばいいのでしょう?どうすればうまく、恋人としての「自己=役割」を獲得できるのでしょう?回答は明日ということで。

  @怒る A泣く B平然とする C物をねだる Dすねる
posted by 雑食系 at 00:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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