2011年03月03日

小島康敬・スティール「鏡の中の日本と韓国」

 今韓国の研究者とも共著を出すべく準備しているが、一つのモデルになったのがこの本である。国際基督教大学でのシンポジウムがもとになっているから、多彩な顔ぶれから成っているが、構成が参考になった。

 1日本から見た韓国のイメージ、2韓国から見た日本のイメージ 3イメージを越えての三部構成となっている。執筆者は8名で、各章に分かれ、独自の視点から論じている。

 相互イメージの違いを提出しつつ、それを乗り越えてゆく可能性を提示しようというストーリーが、この構成からは感じられた。中で一番興味深かったのは小島の江戸時代における朝鮮像の推移で、知識人の意識の変遷が要領よくまとまっていて、パースペクティブを得やすかった。

 さて、こちらが出す本は日韓二人の研究者が統一したテーマで5本ずつ論文を書くとともに、最後に対談をもってきて、パースペクティブと今後の研究の可能性を主題としておいた。さて、この構成が功を奏すか否か。
posted by 雑食系 at 00:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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