2011年05月04日

田中康二ほか「雨月物語」

 江戸文学で、最も読まれている作品が、「おくのほそ道」であることは疑いようがない。次は「雨月物語」ではないか。数あるテキストの中で、自分がかかわったものを除けば、本書は最近の研究と議論が「読みの手引き」の中で紹介され、有益だ。

 名作にはいくら注や紹介書があっても構わない。それだけ奥行のある作品であり、様々な階層に、訴える作品だということだ。私より若い世代の注だということも、いろいろなことを考えさせられた。私の説も、引用され、批判されているケースもある。

 だからといって、頭に血が上ったりしない。批判の当否は措いて、読みについて挑戦を受けているというのは、悪い気分ではない。気持ちのいい試合をやった気分に近い。

 さあ、私も若い世代を巻き込んで、このシリーズで試合を挑もう。

 
posted by 雑食系 at 11:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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