2011年12月25日

commmons: schola

実に3カ月ぶりの更新となる。

原稿締切、校正の嵐と、転居が重なって、
アウトプットできるコンテンツがなかった、
というより、取りかかる気分的余裕がなかった。
あいすみません。

引っ越しを終えて一週間あまり。
ようやく生活も落ち着いてきた。
表参道のステイショナリー+雑貨のお店で
標題のCD+書籍を発見。

坂本龍一が毎回ゲストを呼んで対談する音楽史解説番組の書籍化だ。
序文はこんな感じ。

インターネットの力で、クラッシックもロックもジャズもフラットに
同じ土俵で鑑賞されるようになった。
そんな時代に、音楽の歴史を文化史的ではなく、表現史的に振り返って
音楽の「古典」を独自に立てる試みをしたい―。

文学史も同じことが言えないか。
文化史に吸収されてしまう文学史ではなく、
当時異端であっても、今日に普遍的な輝きを持つ文学の魅力を
表現から掘り起こしていく。

近世小説も近代文学もライトノベルズもコミックもフラットに。
芭蕉も蕪村も子規も虚子も現代俳句もフラットに。
江戸の歌舞伎も浄瑠璃も近代歌舞伎も他の演劇もフラットに。

書物と選曲の編集どちらも隅々まで行き届いたスタイルの
産物に、8,500円×9点は高いと感じるか否か?
新しい文学史や思想史の構想に参加する欲望を持つ人なら
値段は問題にならないはずだ。
posted by 雑食系 at 23:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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