2011年12月31日

吉盛智輝「但馬の殿様」

 本を何冊も出すうちに、色々な縁が出来てくる。本書の著者からは、私の仕事についてのオマージュとともに、ご質問を頂いた。

 著者は在野の地域史研究家だが、その域をはるかに超えた博捜で、但馬の大名と分家旗本の「殿様」の来歴を細大漏らさず紹介することを志したもので、大変勉強になった。

 序文にもあるように、殿様には立派な人物も多く、左より日本史学の大名=悪徳・無能史観への異議申し立てが、執筆の動機となっている。今の政治家や官僚の方がよっぽどひどいというわけだ。

 さて、私はと言えば、京極の分家旗本にして、江戸堂上派歌人高門のことを書いたので、丁重なお手紙を頂いたのだった。引っ越しで、まだご返事もできずにいる。

 京極家の子孫には、高浜虚子の高弟京極杞陽もいる。この人の伝記をまとめる最中亡くなった俳人の山田弘子さんからは急逝される数日前にお手紙を頂いていた。

 どうも一本の論文がつなぐ縁というものも、疎かにできないことが最近はわかってきた。来年はさらにどんな縁ができるのか。このブログの読者も含めた今年の縁に感謝し、来年の縁を楽しみにしたい。
posted by 雑食系 at 23:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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